フードバンク:企業から食品提供受け施設へ 全国に広がる

食事

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favicons?domain=mainichi 毎日新聞 2015.10.13 UPDATE

(2015年10月11日 毎日新聞より) 企業や個人から食品を譲り受け、福祉施設などに届ける「フードバンク」と呼ばれる活動が全国に広がっている。農林水産省によると、手がける団体は昨年2月時点で35都道府県の40団体に上り、この5年で倍増した。DV(ドメスティックバイオレンス)の被害者や生活困窮者など、支援の対象も多岐にわたっている。ただ、活動が広がるに伴い、運営費の確保など課題も浮き彫りになっている。

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近藤尚己

東京大学 大学院医学系研究科 健康教育・社会学分野 保健社会行動学分野 准教授 医師 社会疫学者

流通の過程で余った食料などを、生活に困窮している人などに配る「フードバンク」が、35都道府県にまで広がっているそうです。

これだけ普及したのは素晴らしいことですね。一方、運営をしているNPOのほとんどがわずかな補助金などに頼っており資金難である、といった課題があるそうです。

「困った人を助けたい」「お互いさま」「もったいない」などなど、みなさん様々な思いで支援にかかわっているのだと思いますが、いずれにしても頭が下がります。ぜひこの善意の取り組みが持続可能となるうまいしくみができてほしいものです。

記事の中で、社会福祉学の教授の方による「貧困家庭などへの食品の提供は最低限の生活の保障であり、本来は行政が担うべきなのに、フードバンクに肩代わりさせているようなものだ。配送費用などは行政が支援すべきだ」との指摘が紹介されています。

運営から資金からすべてを行政に任せると、コストがかかり、効率も上がらない場合が多いと思います。ですので、サービス自身を行政に100%任せるよりは、志のある方々が独自の活動として進める今の形は悪くないと思います。

とはいえ、資金獲得や運営のアドバイスなどについては行政がしっかり支援できるといいなと思います。

日本でも、企業の社会的責任(CSR)に関する活動として、企業が慈善事業等に資金を出す例が近年活発になっているようです。食品会社や飲食店チェーンなどが、CSR活動の一環として資金や運営面で支援する、などといった活動も広がるといいのではと思います。

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この記事へのコメント

  • テレビの特集で知りました。フードバンク広がるといいですね。

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  • 震災の支援食品にも偏りがあり、菓子やジュースばかりで体調を壊す方もおられました。空腹を満たすだけではなく栄養士等専門職をおいて運営できればもっといいと思います。

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