若者はインターネットの検索結果に対して、そのまま信じてしまう傾向がある!?

健康・予防

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favicons?domain=hakuraidou HAKUR|健康美容ニュースブログ|ダイエット・病気・恋愛 2016.04.01 UPDATE

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by Lars Plougmann(画像:Creative Commons) 「インターネットはすべて正しい」 […]

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高木大資

インターネットの登場によって人々の情報探索行動が本当に豊かになったのかという議論は、社会心理学という分野において長らく注目されてきたテーマです。

自動的に情報が与えられるテレビや新聞のような受動的な情報収集行動とは異なり、インターネットは情報収集者自らが情報の検索・選別を行うという能動性が必要になります。そのため、あえて自分の態度・知識・信念に反する情報を収集する行動は減少するといわれています(これは「選択的接触」と呼ばれています)。ですので、記事にあるように検索結果の1件目の情報が自分のもともと持っている知識を補強するのに十分ならば、それ以上の情報探索は行わないでしょう。一方、テレビや新聞は、偶発的・副産物的に様々な情報に接触する効果があり、知識・情報格差を埋める働きがあることが示唆されています。

この記事中にも「この傾向は10代に限ったものではないのでは」と書かれているように、インターネットを使うことによる選択的接触の傾向は、年齢による大きな違いはなさそうです。それよりも、テレビ・新聞といった受動的なメディアの利用者が高齢層に多く、インターネットのような能動的なメディア利用は若年層に多いという点が重要です。すなわち、テレビや新聞といった受動的な情報接触行動によりもたらされる副産物的な情報接触がこれから減少していき、将来的には選択的接触を行う層が増加することが予想されます。考えていくべきは若者の情報探索行動というよりは、これからのメディア環境のあり方でしょう。

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