ワクチン接種、午前が効果大? =マウスで仕組み解明―大阪大 (時事通信)

病気・医療

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favicons?domain=headlines.yahoo.co Yahoo!ニュース 2016.11.07 UPDATE

交感神経の活動が高まる時間帯に、リンパ球がリンパ節に集まる免疫の仕組みをマウスで解明したと、大阪大の鈴木一博特任准教授らの研究チームが31日発表した。鈴木さんは「交感神経が最も高まるのは午前中。ワクチンを午前中に接種すれば、より高い効果が得られるのではないか」と話している。

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長嶺由衣子

千葉大学予防医学センター 環境健康学研究部門 大学院 医学研究院 環境健康科学講座 公衆衛生学 特任研究員 医師

人間の免疫記憶*1を作る時に作用するリンパ球の日内変動に着目をして、午前中にリンパ節にリンパ球が集中するため、午前中に接種をすると4倍抗体産生が多く、午前中が最もワクチン接種に効果的ではないか、とする研究結果の記事です。

ワクチンは種類にもよりますが、病原体の病原性のない体の一部を複数回接種して人間の体に免疫をつけるパターン(不活化ワクチン)と、病気を発症しないぐらいにとてもとても弱くした病原体そのものを1回接種して免疫をつけるパターン(生ワクチン)があります。どちらにせよ、免疫記憶を作る際にはリンパ球の働きが不可欠です。

リンパ球の動きの日内変動に着目するあたり、とても面白い研究だと思いました。今後人間での研究でも同じような結果が出て、実際のワクチン接種に応用されるまで行くかどうかを興味を持って見守りたいと感じました。

*1 免疫記憶:特定のウィルスや細菌などの病原体が体内に入ってきた時に、その特定の病原体を叩くために抗体を作る過程を記憶すること

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